- 2010年10月17日 12:50
- 登りづらい11cだった。 終了点はスラブのずっと上で回収が異常に大変で１日に一回しかトライできないせいか、、、とにかく ムーブが決まらなかった。
- １シーズンかかった。
- 核心はボルダー。３級以上あるような気がする。ルーフの下で完全なレストはできない。フレッシュな状態で核心に入れないので厳しい。
ムーブ
- ルーフの下から核心に入る。核心は２つのパートに分けられる。
１つ目のパート ルーフの出口にハンドジャムを決めて逆さまになって安定するまで。
ルーフの入り口のクラックの奥に良いジャグがあり右手。左手はその上のルーフクラックにシンハンド。次に右足を高い位置のクラックに。足の甲まで入れてロック。すると体が安定して右手が出る。ルーフの出口にあまい逆手ジャム。一回左足で壁を蹴り２弾ロケット方式で右手を良い逆手ハンドまで飛ばす。そこから 一気に足ブラになり逆上がりムーブ。一度 カンテに左足にトーを引っ掛けて右足を右手より高い位置にあげ、ヒールツーを効かせる。
２つ目のパート ルーフをのっこして2.3m上の効きの良いクラックまで。
左手は左の壁のスローパ。ヒールツーを解除し左の壁と右の壁でキョン足をする。 さらに高い位置に右手逆手フレアーハンド。左手はさっきの右手の良いハンドに。左足をさらに高い位置にスメアーして左膝をルーフの出口にあてる。それにより重心が右の壁の方に入っていき、右足を右の壁にスメアーできる。左手をクロスしてジャム。右手はカンテを押さえて 足を上げる。あとは、傾斜が落ちているのゆっくり登れば大丈夫だ。
- 最後は本当に力と根性という感じだった。
右足を高く上げて左手で球を投げる、、みたいに見える。
「サウスポー」めちゃくちゃ良いネーミングだなーー
核心は先ほども書いたがボルダームーブ。本当に面白いムーブだった。これだけでもやる価値あり。。小川山というより城ヶ崎的なパワーが必要なルートだった。
いずれにせよ、付き合っていただいた良きパートナーの皆様、本当にありがとうございました。
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