- 2009年11月14日 21:42
S條さんと練馬で待ち合わせて中央道を甲府へ向かう。八王子インターの混雑には閉口する。
昇仙峡の県営駐車場で吉田さんと待ち合わせる。久々のスクール、吉田さんと会うのも6月以来である。昇仙峡は今回で2回目。初めて来たのは去年の秋でデイドリームの岩場だった。今日行くのはクラックエリアで初めてだ。
徐々に葉が色づいてきて空気も澄んでいて気持ちがいい。
みやげ物街を抜けて車道から斜面を下り河原に降りる。大きな岩づたいに川を渡る。このときは吉田さんのカムによるお助け紐を残置した。
対岸のガレを登り斜面をトラバースするとクラックエリアに着いた。
凹角10c TP *1 ○
アップ。フットホールドがなく思ったより傾斜が強い。朝一にはつらい。
カサンドラクロス下部 10c ○
1段目のクラックが途切れる所まで。左のガバで終了。ハンド シンハンド ワンポイントのフィンガー 思ったより傾斜があり難しく感じる。はじめにトライしたときは2回 足が滑った。
コブラ TP *1 ○
数メートルのハンドのバリエーションからガバをとりワイド部分は左のフェースのホールドを使う。ワイドが狭くなっている所をピンチで持ってフィンガークラックに左手をねじ込む。体を切り返すまでが苦しい。あとはハンドからフィスト、ワイドになって終了する。
いろいろな技術が必要で良いルートだと思う。中間部にボルトがあるのでリードし易いかもしれない。
カサンドラクロス *2 ○
下部の10Cをこなし、中間部クラックは指が入らないほど細くなる。
始めに左手でフィンガージャム。そして指が入らなくなる前のクラック縁を右手でをうすいピンチ持ち。左のカンテを叩き 吐き出されそうになりながら左足をクラックにねじ込み、左手をデッドでガバに飛ばす。レスト。
ガバから上部クラックに戻る。ハンドジャムを数手こなし、ハンドのアンダーから左手悪いフィンガージャム。 右のスタンスをうまく使い 右手順手フィンガージャムをとったら 足を高い位置にジャムして左手を飛ばし、さらに上にもう一回飛ばす。右手を先ほどのホールドに寄せて、棚に乗りあがる。
最後のパートが一番難しく感じた。
コブラもカサンドラクロスも良いクラックでした。
S條さん、コブラを3回執念のトライ。すごい。もう核心部は余裕でこえ ワイド部分のかぶっているところの乗り越しだけだ。もう 次にはリードして登ってしまいそうな安定感がある。いっきに11クラッククライマー近しです。
自分の今後の課題。
吉田先生曰く「第一関節フィンガージャムができるようになるともっと難しいクラックがのぼれるようになるよ」と。
- 第一関節フィンガー 指のばし持ちパワーが必要になってくる。
- 第2関節パワーをもっとつけると のぼりがもっと楽になる。
- 太いラングでキャンパシングをすれば2関節パワーがつく。
ポリタントレとキャンパシングの違い。(自分の考察)
キャンパシングは神経を鍛え、筋動員をあげるトレーニングで ポリタントレは筋トレ。筋繊維を太くするトレーニング。
キャンパシングで劇的な変化がなくなったときにポリタントレに切り替えた方が良いのだろうか?


吉田さん撮影↑
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